『長男の大学受験で私がぶちキレた話』

吉田葵です。

アイビーマッピングを活用して
好きなことを仕事にするための起業サポートをしています。

昨日からいよいよ
長男の大学受験本番で

キットなんとかとか
ハッピーなんとかとか

合格祈願のお菓子買ってみたり

前日には
最後の神頼みに神社に行ってみたり

そして
試験当日を迎え

本命ではないものの
やはり一発目は緊張するだろうと思い

なるべく
いつもと同じようにと
こちらも気をつかい

駅まで送っていくときも
がんばれーーヽ(*´∀`)ノ
とかそんなことは一切言わず

「いってらっしゃい」
といつものように声をかけると

「いってき」
といつもの返事
(いってきますの「ます」は常に省略)

駅に向かうその後ろ姿を見ながら
大きくなったなあと

ちょっと感慨にふけりながら
頑張れーー!! と背中に声をかけ

上の娘たちには
「今日から試験やから応援メッセージ入れたって」
と前日よりLINEで仕込み

そんな感じで送り出した
受験日の朝

そして
試験が終わり
そのまま塾に直行したらしく

夜10時ごろ
「塾まで迎えに来てほしい」との電話

いつものように
迎えに行って車に乗せ

しばらく黙っていたのだけれど

私が一言
「どうやった?」と聞くと

彼はあからさまに不機嫌に
こう言った

「はあ? 普通それ聞くーー??
空気読めよーーー」

それを聞いた私は
「わかったわ! 何も聞かんわ!!」と

そっから無言で
運転していたのだけれど

だんだん
イライラしてきて

今まで
塾に通わせてやったこととか

「今日のおかず、う〇この匂いがした」とか言われながら
毎日毎日弁当作ってやったこととか

塾の面談にいってやったこととか

送り迎えしてやったこととか

みんなに応援してもらってることとか

一応受験生ということで気をつかってやったこととか

いろんな思いがでてきて

これはやっぱり言うとかなあかん! と思い立ち

受験生やからって調子のんな!!

勉強してやってるみたいな顔すんな!!

べつに頼んで勉強してもらってるわけちゃうわ!!

って言おうかと思ったんだけど
さすがにそれはやめて

「あんたな
さっき空気読めって言うたけど

空気読むもクソも
あんたと会話したのは

さっきの電話の
『迎えに来て』だけやで

それだけで
空気なんか読めへんわ!!!!!」

頭の中で

おーまーえーはーアーホーかーあー

と横山ホットブラザーズの
のこぎりの音色が鳴り響く
(昭和の人じゃないとわからないよね笑)

すると
長男が割と冷静にこう言った

「いや
普通はどうやったとか聞かんでしょ
受験生には聞かんのが常識でしょ」

売り言葉に買い言葉
「あんたの常識なんか知らんわ!」
って私がいうと

やつは一言こう言った

「そう、これは俺の常識です」

その言葉でさらに怒りが収まらなくなった私は

「空気よめって言われても
あなたの空気なんかわかりません

だからもう何も聞きません

弁当いるの? とか
何時に起きるの? とか

聞くのやめます!

試験の本番だろうがなんだろうが知りません

あなたが
起こしてください
送ってください
弁当作ってください

言わない限り
私は何もしません!」

と宣言してやった

やつは黙って頷いてた

*-*-*-*-*-*-*-*-*

冷静になって考えると

*-*-*-*-*-*-*-*-*

明らかに
やつの方が一枚上手だ

なぜならやつは

「これは俺の常識だ」と言ったあと
何も言わなかった
私の言葉を黙って聞いていただけで

彼の常識を
私に押し付けようとはしなかった

つまり
俺の常識が
万人に通用するわけではない

ということをわかっているのだ

「俺の常識は俺の常識でしかない」
ということを!

それに比べて私は

一人で怒りながら
「もうあなたには何も聞きません!」
と言い放つ

それって
私の価値観を彼に押し付けている

さらに
私の言うこと聞いてくれへんのやったら
もうあなたの話も聞きましぇんーーー
と言っている

私のほうが
完全に子どもやん・・・涙

ついでにいうと

塾に通わせてやったことも
毎日毎日弁当作ってやったことも
塾の面談にいってやったことも
送り迎えしてやったことも

私がやりたくてやったんです、はい。

というわけで

なんやかんや言いながら
私はきっと明日も

やつを起こし
弁当を作り
送り迎えをするのであった笑

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

2つの視点を持てるようになると

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

これは
今からちょうど8年前に書いた記事です。

この記事を客観的に読んでみて思うのは

長男の言葉に
一喜一憂し

怒ったり拗ねたり
忙しい私だけれど

どこかで
それを楽しんでる自分がいる

つまり
その状況にハマっている私と
その状況を冷静に見ている私がいる

この両方の視点を養えたのは
アイビーマッピングのおかげです。

アイビーマッピングでは
自分の中から出てきた言葉を
紙に書き取り視覚化したあと

「全体を俯瞰して観る」
ということをします。

つまり
話し手として話している時は
その状況の中にどっぷり入っているけれど

話が終わって
シート全体を眺めた時に
客観的に自分を観ることができるようになる

すると
これまでとは全く違った気づきが起こる

だから
困難な状況や
トラブルにぶち当たった時

一旦はそこにどっぷりハマって
感情的になったとしても

すぐにそこから抜けて
冷静に自分を観ることができるようになります。

これは
身につけておくと一生役にたつスキルです!

ということで

お子さんが受験真っ只中で
気が気じゃないという親御さん

まずは頭の中にあること
心配・不安・イライラ
全部書き出して

それを俯瞰してみてください。

今までと違った視点で
お子さんのことを見れるようになるはずです。

*-*-*-*-*

最後に

*-*-*-*-*

4人の子育てをしてきて
私がこれだけは間違いないと思うこと

子どもは生まれた時から
親を超えている

だから安心して
あなたはあなたの人生を!

吉田葵

投稿者プロフィール

吉田 葵願望実現メンタルコーチ
何のスキルも知識もなかった普通の主婦が「アイビーマッピングを講座にしたい!」とおのころ心平氏に伝えたことから人生が大きく変わりました。
「自分の人生は自分で創ることができる」これを伝えることが私の使命です。