今回の用語のポイント
車窓から見える景色 By 月よみヨッシー
アイビーマッピングマスター
月よみヨッシーです。
子育て共育コーチとして
ママや子どもたちとお話する時間が大好きです。
でも、時々、
私の目の前で
親子で言い争いが始まってしまうことがあります。
お互い、本当は仲良くしたいのに・・・
どうしてケンカが起こってしまうのでしょう?
今回のテーマの「世界観」を
親子のシーンから考察したいと思います。
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車窓から見える景色
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先日、新幹線に乗っていた時のことです。
私の席の後方から、男の子の声が聞こえてきました。
「ママ~、外見て~」
隣に座っているママに伝える声。
興奮気味に話す子どもの声に促されて、
私も外へ視線を移しました。
さて、
皆さんも
今、新幹線に乗っているとしましょう。
走っている新幹線の車窓から
どんな景色が見えるでしょうか?
「富士山」を
真っ先にイメージする人もいるでしょう。
ドクターイエローと
すれ違っている場面だったり、
上空を飛ぶ飛行機が目に入ったり、
もしかしたら、
外の景色ではなく、
窓の汚れに目が止まってしまう人も
いるかもしれませんね。
そもそも、
昼を想像した人もいれば、
夜を想定した人もいるでしょう。
どんな景色を想像したのかは、
一人ひとり、違いますね。
先に登場した親子に話を戻しますと、
「見て~。あの白いの」
と、男児が言うと、
ママは、
「そうね。あの雲、大きいね」
と、答えました。
すると、
彼は、すぐに
「ちがう!雲じゃない」
と、不機嫌な声に変わりました。
「じゃあ、なに?どれなの?」
ママのいら立つ声が聞こえました。
親子に、さらに、車内に不穏な空気が流れます。
私も車窓から、
白い大きな雲が目に入ってきました。
他に、白いものって何だろう?
しろ?
シロ?
あっ、見つかりました!
彼の見た白い正体とは、
「昼間のお月さま」かも!
私は、化粧室に行くため、
その親子の席の横を通りました。
その時、男児と目が合いました。
「窓から、お月さまが見えるよね」と、
とっさに話しかけてしまいました。
ママも、再び窓の外を見て、
お月さまを見つけたようです。
親子は、目を合わせて、
「ママも月、見えたよ」
と言うと、男児もニコッとなりました。
共感してもらえて、嬉しかったのでしょうね。
これが、今日、まさにお伝えしたい「世界観」なのです。
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みんなちがって、みんないい
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前半では、
車窓から何が見えるのかを
イメージしてもらいました。
私たちは、それぞれ独自の世界観を持っています。
同じ景色を見ているはずなのに、
一人一人が切り取る観点は、さまざまです。
100人いれば100通りの見方があるのです。
この観点は、ある人の印象についても
同じことが言えるでしょう。
皆さんは、「不登校の子ども」について
どのように考えるでしょうか?
学校に行けない
学校に行かない
勉強が嫌い
片づけられない
寝るのが遅い
歌が好きな子
ゲームが得意な子
兄弟に優しい子
毎日ペットの世話をしてくれる
お菓子作りが得意である
もっともっと
皆さんの見方、考え方があると思います。
その世界観は、
どれが正しいとか正しくないとかはありません。
一人ひとりの世界観は、
みんなちがって、みんないい。
相手の世界観を
批判することも
ジャッジすることもしない。
「ヘぇ~、そういう考え方もあるんだね」
それぞれの世界観に対して、
寛容に受け取っていくことで、
自分自身の世界観を広げていけるでしょう。
それは、自分自身の人生の可能性や選択を
広げることにつながるはずです。
投稿者プロフィール
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マザースマイル代表
中学受験、高校受験、大学受験の受験のほぼすべての科目を指導するプロ講師である。
また、受験生、受験生の保護者を対象に、コーチングを活用し志望校合格に寄り添う受験サポートセラピストとして活動している。
コーチングセッションは、これまでに200時間を超える経験がある。
月よみ師として、月の満ち欠けや月星座から一人ひとりの個性を読み解くことで、子どもたちのやる気、学力アップにつなげてている。
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