【無力感】無力感って・・・

心理学用語集とは

アイビーマッピングの中でよく使われる用語をアイビーマッピングの体験談を交えて解説します。

今回の用語のポイント

無力感って・・・  By 藤田智子

薬剤師でアイビーマッピングマスターの藤田智子です。

今日のテーマは無力感について。

無力感とは、自分自身が何かを成し遂げられない、何も変えることができないと感じることです。
たとえば、大きな問題に直面したり、自分の理想と現実のギャップに悩んだりすると、無力感を感じることがあります。

無力感を感じると、自己肯定感が下がり、うつ病や不安障害などの精神的な問題を引き起こすこともあります。
無力感を感じることは、誰にでもあることですが、長期間にわたって無力感を感じると、慢性的なストレスにつながり、身体的な症状を引き起こすことも起こり得ます。

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無力感を感じる主な原因は?

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ただ、無力感の意味はなんとなくわかるものの説明するのは難しいと思うのはわたしだけではないと思います。

無力感を感じる主な原因を挙げてみましょう。

・自分のスキルや能力が不十分であることを感じる
・大きな問題に直面して、解決策が見つからないことを感じる
・現実と自分の理想とのギャップを感じる
・他人と比較して、自分が劣っていると感じる
・周りの人たちから認められないと感じる

無力感を感じると、自己効力感(自己肯定感)が低下し、自分自身を過小評価してしまいます。
原因が自分自身に問題があるのか、あるいは周りの環境に問題があるのかを分けて考えてみることが克服する第一歩と言われています。

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無力感を克服するための自己肯定感

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自己肯定感を高めるためには、自分自身の良いところや達成したことを振り返ることがとても大切です。
そして自分自身に優しくなることです。
自分自身に対する言葉遣いや考え方に気を付けることが、自己肯定感を高めることにつながります。

また、身体的なアプローチも有効です。
例えば、ストレッチや瞑想などのリラックス法を取り入れることで、身体的な緊張を解消し、心身ともにリフレッシュする習慣を持ちましょう。
運動や食事の改善など、生活習慣の改善に取り組むことで、身体と心の健康を保つことができます。
そう、自己肯定感とはつまるところ、あなたの生活習慣を整えること。

そして、友人や家族などの支援を受けることも有効です。話し相手がいるだけでも、心の負担が軽くなることがあります。

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アイビーマッピングで無力感を克服

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大きな問題に直面して、解決策が見つからないことを感じた時は、問題を明確化し、具体的な解決策を考えることが大切です。
問題を細分化して小さなタスクに分けることで、一歩ずつ進めることができます。

アイビーマッピングは自分の話を否定されずに聴いてもらえます。
自分の力で細分化できないことも、聞き手の力を借りるとスムーズにできるかもしれません。
問題が自分の外側にあるか内側にあるか明確にさせたりすることもできます。
ゆっくりと会話をしながら、自分自身で気づくことが出来るのがアイビーマッピングの良いところです。

自己肯定感を高め、無力感を克服することにつながる方法としてぜひアイビーマッピングを体験してほしいと思います。