今回の用語のポイント

要注意！「ワタクシ様」の質問は詰問？ By 佐坂おっこ

アイビーマッピングマスターの
佐坂おっこです

またの名を
「ワタクシ様」のおっこです

「ワタクシ様」とは
私が思いついた言葉で

「私が ～してあげる」
「私が やらなきゃ！」
「私ならこうするのに」
「私がいたらないから」など

他者のことを考えているようで
実は意識が「ワタクシ」にしか
向いていない状態のことで

強弱の差はあれど
誰しもが持っているものです

目標をもって何かをし遂げようとする時などには
持っていた方がよいものでもあります
(強い味方になります)

ただ
アイビーマッピングでは
ちょっと横に置いておいてほしいのが
「ワタクシ様」なんですね

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アイビーマッピングにおける質問とは

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アイビーマッピングとは
聞き手と話し手で織りなす
双方向のコミュニケーションワークです

聞き手が質問したことに
話し手が答えるという形で
対話が進んでいきます

この質問というのは
話し手が話しやすいために行うものです

人は質問されると
それに答えようとして
一生懸命自分の中の答えを探し始めます

聞き手は他人なので
自分では思いもよらない
質問をされることで

普段は意識することもない
自分の本当の気持ちが
ポロっと出てくるのが
アイビーマッピングの醍醐味

この際に
聞き手が心がける事は

自分の聞きたいことを
質問するのではなく

話し手が開示できるよう
質問することです

もう一度言いますね

自分が聞きたいことを
質問するのではないんです

その際に邪魔になってくるのが
「ワタクシ様」なんですね～

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同じ質問でも

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例えば
「何で（何故）そうしましたか？」
という同じ質問でも

1) 話し手にとって
理由を明らかにした方がいいから

質問するのと

2) 話し手が話したことを
聞き手が明らかにしたくて
追求するために

質問するのとでは

話し手の受け取り方は
全然違ってきます

後者 2) の場合は
質問ではなく「詰問」となります

詰められたと感じちゃうのです

そうなると 話し手は
責められているように感じて
心を閉ざしたり
あるいは攻撃的になったりします

質問のつもりが
詰問しちゃっているな～と
思い当たることがある方は

「ワタクシ様」を
ちょっと横に置いておく事を
意識してみて下さいね

最後までお読み下さり
ありがとうございました