アイビーマッピングマスター
月よみ心理セラピスト陽菜ヒロミです。

常日頃からわたしの生活に溶け込んでいる、アイビーマッピングですが
今日は、お仕事上での「使ってよかった」お話を
ご紹介しますね。

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ある鍼灸師さんのお話

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「最近、仕事がうまくいかないんです」
ある鍼灸師さんが
深刻なお顔でご相談に来られました。

この一言だけでも、質問したい要素が
たくさん出てくるんですが
先走りは禁物。

マッピング用紙にキーワードを書き留めて
言葉を丸で囲み、線で結んでいきます。

お話の続きを促すと、出るわ出るわ、
立て続けてに言葉があふれてきました。

「何をやってもうまくいかないんです。
院長に嫌われたみたいで。
わたしの患者さんやのに、勝手に新人へ割り振られるし。
なんか口も聞いてくれへんし、
それにね、あれやこれや・・・。
もうどうしたらいいんでしょうか」

要するに、ある失敗をした後、
院長から冷たくされるようになってやりづらいとのこと。

お話がひと段落したところで
整理に入ります。

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本当のお困り事は

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いろいろ掘り下げてみた結果、出てきたお気持ちは
「もっと仕事がしたい、患者さんに喜んで頂きたい」

お仕事に対してそんな純粋さをお持ちなのに、
院長に嫌われて仕事を回してもらえなくなって
どうしたらいいかわからない状態にまで、凹んでしまうって
ご本人は本当にお辛そうです。

ここでマッピングシートを挟んで
一緒に検証していきます。

院長に嫌われたって、それ本当？
勝手に新人に割り振られたって、それ本当？
冷たくされるって、それ本当？

こうやって、シートに書かれた文言を眺めながら
ゆっくり整理していくと、あらら？ってことが
思い出されたりします。

「ん、待てよ。あれ？」

よくよく思い出して頂くと

患者さんのキャンセルによって、予定が変わったことを
うっかりと院長から伝えてもらっていなくて
その時の空きがあった新人さんが
担当された

これが実際に起こったことでした。

それを、ご本人が少し前にしてしまった失敗への引け目から
嫌われたと思い込み
その思い込みからご自身が、院長と話せなくなっていた
という、笑うに笑えない出来事が浮き彫りなったのでした。

「何をやってもうまくいかない」

こんな風に言葉をまとめちゃったがゆえに
事実と思考が混在し、現実を歪めてしまうって
知らずと
よく起こしてるのですよね、わたしたち。

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事実と思い込みを分ける

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マッピングのいいところは
“短い”センテンスで
頭の中の言葉を紙に置く、事です。

アウトプットされた言葉が
再び、視覚、また聴覚を使ってインプットされる時に、
違った側面が見えることがあるのです。

解釈が変われば
現実が変わります。

先の鍼灸師さん、
照れ臭そうな笑顔と共に
院長にランチをご馳走になった、と
ご報告頂きました。

まずは「事実」と「思い込み」を分類する

お話を伺う上で
すごく大切なところです。

これ、自分にも言えるなぁ。
思い込みによって事実が見えなくなって
トラブルになるって、避けたいですものね。

紙１枚、ペン1本で
どこでも活用できるアイビーマッピングは
手軽でいながら、思い込みも外せる
おすすめのツールです。

ご興味あったら、
ぜひ学んでみてくださいね。