【5W1H】5W1Hを使ってマッピングを楽しむ

心理学用語集とは

アイビーマッピングの中でよく使われる用語をアイビーマッピングの体験談を交えて解説します。

今回の用語のポイント

5W1Hを使ってマッピングを楽しむ by あっきー

アイビーマッピングマスターのあっきーです。

私がマッピングで意識していることの一つに「5W1H」があります。

「5W1H」は、マッピングの講座でも説明あったように
Who(だれが)、When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)
でして、質問するときの基本とも言われます。

この「5W1H」はマッピングではもちろん、
普段のコミュニケーションや仕事でも、とても役立つんです。

使って損はなし!

そこで、今回はマッピングをメインに「5W1H」についてお伝えします。

使うタイミング

「使ってみて♪」と言われても、どんなタイミングで使ってみたらいいか、迷ってしまうかもしれませんね。

まずは何を質問したらいいか、わからなくなったら、
Who(だれが)、When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)
から選んでみるのをおススメします。
きっと1つは当てはまるかと思います。

マッピングにおいては、

 ・「体験したこと」や「きっかけ」を思い出してもらう
 ・未来の自分をイメージしてもらう
 ・「こうしたい!」と目標を決める
 ・仕事の手順や納期を決める

など、具体的にしたい場合に5W1Hが大いに役に立ちます。

例えば、過去の出来事を思い出す、理想の自分をイメージしてもらう時に使うと、
質問に答えているうちに、頭の中でその場面が鮮明になってきます。

目標や仕事の話で「5W1H」を使うと、やるべきことがより具体的になってくるのですね。

一緒に使えそうな質問

「5W1H」だけでマッピングしている、というマッピング・マスター仲間がいます。

「5W1H」を変化させることで、話に広がりを持たせることができるというのです。

  • 気持ちを聞く

「5W1H」の「5W」は使いやすいですが、それだけだと事実確認みたいになってしまいます。

話し手も本当に話したいことが話せなくて、もどかしい気持ちになるかもしれません。

そこで「5W」を聞いた後に「その時、どう思った?」とどんな気持ちなのか質問してみてください。

相手の気持ちを深めるような問いかけをすることで、
より深みのあるやり取りになっていきます。

  • 「5W1H」を変化させる

「5W1H」をちょっと変化させると、質問に幅を持たせることができます。

例えば、
「Who(誰)」なら「誰が」だけでなく
「誰に」「誰を」とする

「When(いつ)」なら
「いつから」「いつまでに」とする

など。

聞き手としては「多分こうだろう」と思っていることを、あえて「5W1H」を変化させたシンプルな質問で確認すると、意外に考えと違っていた…ってこともあります。

そこから話が発展することもあるので、ぜひ活用してみてください。

使うときのポイント

「5W1H」を使って会話するときにちょっとしたポイントをおさえておくだけで、コミュニケーションが取りやすくなります。

  • 一度に全部使わなくてもいい

「5W1H」で1セットだからといって、律義に全部使わなくちゃと思っていませんか。

ムリに全部使うと的外れな質問になることもあるので、
「誰が」「どこで」など単独で、また2,3個だけでも大丈夫です。

話し手さんの話を聞いて、「今、この質問してみたいな」と思ったものを問いかけてみてください。

  • 「Why」(なぜ)を使い過ぎない

「なぜ」を繰り返して原因究明する「なぜなぜ分析」があります。

…が、相手のココロに寄り添うマッピングでは、
あまり多用しないでほしいなと思います。

なぜかというと「なぜ」と聞かれた側はなんとなく
責められている気分になるんですよね…

「なぜなぜ分析」ではなく「なぜなぜ攻撃」になると言いますか…

私自身も、以前仕事で「なぜ」「なぜ」という上司がいて
いつも追い詰められた気分になりました。

子どもの「なぜ」は、かわいいんですけどね。

* * * * *

ということで、「5W1H」を使えるポイントなどをお伝えしました。

ちなみに、「5W1H」を仕事で意識すると確認漏れが格段と減ります。

日本語は細かいところを省いても相手に通じる分、
どうしてもあいまいになりがちです。

そこを「5W1H」を使って確認することで、誰が何をやるのか、
いつまでに、どのようにやるのかが、明確になってきますので、
もしよかったら、仕事でも使ってみてください。