今回の用語のポイント

マッピングマスター
月よみ心理セラピスト陽菜ヒロミです。

本日のテーマは「可視化」。
言葉を可視化するとはどういうことか考えてみます。

アイビーマッピングで言葉が見える

【皆さんのお声】

• バラバラに起こった出来事なのに
  言葉にしてみると、案外つながっていたのですね。
  じっとみていると
  自分がどんなことを気にしていたのか
  よくわかりました。
• 自分の話し方のクセや
  使っている言葉のパターンに気がつきました。
• 頭の中にあるだけなら
  塊(かたまり)で見てしまっていたことも
  書き出すと関連性も見えて
  納得感が強まりました。
• 悩んでいる渦中でしたが
  言葉にしてみると
  モヤモヤの中に、自分が埋もれていたことが
  わかりました。
• 俯瞰する視点が持てたことで
  何が問題の中心なのかよくわかりました。
  こんな風に整理できて明日からまた進めそうです。

以上はアイビーマッピングを
受けられた方々のご感想です。

アイビーマッピングとは
出てくる言葉を紙に書き出し
丸で囲んで線でつなぐ。
シンプルに言うとそれだけの作業です。

ところが不思議なことに
頭の中で塊(かたまり)になっていた思いの数々を
言葉にして、丁寧にほぐしていくと
自分の中の本当の想いが
はっきりしてきます。

多くの方々が異口同音におっしゃるのは
ここなのです。

「自分の、今ある状態がわかりました。
本当はどうしていきたいのか
気がついたので、前に進めます」

モヤモヤしたものを
言語化することで光が当たり
行動するきっかけが掴(つか)めます。

これを「可視化」された状態といいます。

ちゃんと聞いてよ

伝えたいことがあるのに
相手からの反応や手応えが感じられない時
わたしたちは、話を聞いてもらえていない、と
壁を感じてしまいます。

それが身近な人であればあるほど
「ちゃんと聞いてよ」と
思ってしまいますよね。

でもそんな時、実は
相手の方からすると「話が見えない」と
感じているかもしれません。

つまり、何が言いたいのか
わからないのです。

ちゃんと聞くとは
じっと相手の話に耳を傾けることですが
相手が発する時の表情や
仕草などまでもしっかりと観察し
表面上に“見える“以上の情報を
汲(く)み取ろうとする姿勢も大切です。

「相手を見る」という
意欲ある努力を重ねることが
聞く本質とも言えるでしょう。

同じように
語る側が、話の意図を明確にすることも大切です。

相手が理解していないようなら
相手がわかるような言葉に置き換える
時には、相手がよく使う言葉に置き換えて
そんな工夫も必要かもしれません。

伝える側と受け取る側が双方に
言葉の奥の「心を見る」のが
コミュニケーションの本質だと言えるでしょう。

可視化されると

そもそも可視化とは
目に見えない内容を、見えるように
工夫することです。

いつでも見える状態にしておくことで
事実の確認ができ
また行動を修正することも、可能になります。

アイビーマッピングを
コミュニケーションツールとしてお勧めする理由は
普通だったら流れて消えていってしまう会話が
可視化され
後から振り返ることができるから。

言葉とは、
相手の心を「見る」ために
存在するのかもしれません。

大ヒットしたテレビドラマの中に
こんなセリフがありました。

『人それぞれ違う考え方があって
違う生き方してきたのだから
分かり合えないことは絶対にある。

それでも一緒にいたいと思う人と
一緒にいるために言葉があるのだと思う。
だからいっぱい話そう』
（フジテレビ系テレビドラマsilentより）

すれ違ってしまった心を
再び通わせるために
主人公が発した言葉でした。

黙っていては伝わりません。
曖昧な表現も
意味の取り違えによって
双方の解釈がズレてしまうことがあります。

本当の想いはどこにあるのか
やりたかったこと、伝えたかったことは何なのか

マッピングすることから始めませんか。

まずは自分の中で留まっている塊を
「可視化」してみましょう。

自分が見えてくると
発言する自信も深まり
コミュニケーションも円滑になるでしょう。

すぐに言葉にならなかったとしても
焦らなくて大丈夫です。
光を当てようという意欲があれば
いいタイミングで言葉などの
表現になるものですから。

書き出すアイビーマッピング瞑想会を
オンラインで開催しています。
陽菜ヒロミのご案内はこちらからご覧ください。
https://ib-mapping.naturalhealing-school.org/archives/master/hinahiromi

今日もどうぞいい1日をお過ごしくださいね。