アイビーマッピングマスター
月よみヨッシーです。
日頃は、多くの受験生の学習指導や
保護者の受験サポートコーチングをしています。
受験生や保護者の話を聴くときには
アイビーマッピングシートが大活躍します。
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受験生の視点を変える
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思うように成績が上がらないと、
子どもたちは、やる気をなくすときがあります。
がんばるエネルギーが減ってしまう時です。
「どうせがんばっても、ダメだし…」
「合格できる気がしない」
そんな時に
「のんびりしていないで、早く勉強しなさい」
とか
「落ち込んだってしょうがないでしょ!」
と、周りから言われても、
やる気スイッチがONになることはありません。
かえって、
がんばるエネルギーを下げることになるでしょう。
さぁ、
ここで「アイビーマッピングシート」の出番です!
受験生である話し手が話したいことを
ひたすら聴きます。
受験生本人が、今ココで感じていることを聴きながら、
シートには、話している言葉を書き取っていきます。
気持ちが前向きでない時は、
自分を責める言葉が続きます。
どれほど自分ができないかを語ります。
しかし、
聴き手である私は、
できていないことを批判しません。
一通り話し終えたところで
「うまくできたことはなんだろう?」
と、聴き手から問いかけてみます。
本人はしばらく考えてから、
「できたこと」を話してくれます。
さらに、こう問いかけます。
「他にできたことはどんなこと?」と。
今までネガティヴに回転していた思考回路が
逆回転し始めます。
『できたこと』がシートに書かれていきます。
『自分のできたこと』が見える化されたマッピングシートは、
受験生本人の気持ちを前向きにします。
そして、
「次は、何をしよう」
「〇〇ならできそう」
と、未来に向けた行動を考えられるようになります。
「がんばれ!!」
「勉強しなさい」
と発破をかけるより、
受験生の気持ちに寄り添いながら
傾聴するマッピングは
自らの目標に向かって学習できる子を育てます。
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保護者の視点を変える
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受験生のお子さんを持つ保護者は、
子どもの様子や成績に
心が揺さぶられます。
子どもが家でくつろいでいる姿を見ると
「いつになったら、勉強はじめるの!」
と、声を荒げてしまったり、
テストの判定を見て
この時期にこんな成績ではダメじゃないかと
不安や心配が募ります。
「うちの子、全然勉強しないんです。」
「このままでは受かりません」
「やらない息子にイライラします」
こうした相談に来られる方には、
マッピングでお話を伺います。
これまでのモヤモヤした想いを
とことん聴きます。
話をされた本人の言葉が
マッピングシートに広がっていきます。
話がひと段落したところで
シートの言葉を振り返ります。
例えば
「だって」
「私ばっかり」
「〜してくれない」
など
同じ言葉が繰り返されていることに
気づきます。
話をしてくださったいくつかの出来事から
イライラの根源が見えてきます。
マッピングは、
自分自身を可視化できるツールです。
可視化できることで、
受験生の親としての立ち位置を
決めることができます。
受験生の親として、
サポートできること、手放すことが見えてきます。
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「自分の在り方」が見える
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イライラしたり落ち込んだり
不安や心配になったりすることは
「いけないこと」と思っていませんか?
喜び
怒り
哀しみ
楽しみ
それぞれの感情すべてが
自分自身なのです。
ですから、
どの感情にも良し悪しはないのです。
話し手が発した言葉で埋まった
マッピングシートは、
自分が
何に怒りを感じ
何に喜びを感じるかを
教えてくれます。
そこからの気づきによって
どう変えられるのかは自分次第です。
特に、
怒り(イライラ)を感じる「相手」を
何とかしようと思っても
変えることはできないのです。
マッピングをするということは、
いったん歩みを止めて
現在地を知ることです。
描かれたマッピングを振り返ることによって
自分を客観的に見ることができます。
マッピングには
「自分はどうありたいか?」の答えがあります。
ぜひ、マッピングを体験してみてくださいね。
投稿者プロフィール
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マザースマイル代表
中学受験、高校受験、大学受験の受験のほぼすべての科目を指導するプロ講師である。
また、受験生、受験生の保護者を対象に、コーチングを活用し志望校合格に寄り添う受験サポートセラピストとして活動している。
コーチングセッションは、これまでに200時間を超える経験がある。
月よみ師として、月の満ち欠けや月星座から一人ひとりの個性を読み解くことで、子どもたちのやる気、学力アップにつなげてている。
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