仕事をしているとさまざまなストレスにさらされます。
同僚、上司や取引先の方との人間関係によるストレス、私の職場では患者さんや応需している病院の医師やスタッフの方々と人間関係を構築する上でストレスを抱える事もあります。
　
コミュニケーションがうまく取れないことが原因の一つだと言えます。
また、家族間や友人、ご近所トラブルによるストレスが仕事に影響する事も多いですね。

私は薬剤師として薬局に勤めてから35年以上経ち、
転職もしましたが30歳を過ぎた頃から管理職になることが多く、スタッフの人事考課などで面談をする事が多くなりました。

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アイビーマッピングを面談で使う

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普段から出来る限りスタッフとのコミュニケーションを取ろうと努力はしますが、上司という立場で面談をするとスタッフがなかなか本音を言ってくれない。困っている事があっても言い出せないと言う事は想像できます。

アイビーマッピングに出会った頃のはなしです。

結婚したばかりで転職してきたA子さん。とても可愛らしい感じでとても頑張り屋さんでした。
ただ、周りに頼ることが出来ず頑張り過ぎてしまう様子でした。
そんなA子さんとの面談をする時に私は、習ったばかりのアイビーマッピングを使って話をして聴くことにしました。
仕事で困っている事はないか？要望はないか？聴いていきます。
初めは当たり障りない返答しかもらえなかったのですが、ふとA子さんの華奢な体型が気になり食事は取れているのか？聴いてみました。
すると好き嫌いが多くあまり食べられないとの事。
その時のA子さんは華奢と言うより病的に痩せていました。そして、1日に数十個の角砂糖をバリバリ食べるような生活をしていました。それなのに太らないのです。

なぜ偏食になってしまったのだろうか？

気になった私はアイビーマッピングをしながらA子さんの話を聴いていきました。

色々話しをした後にふと、
「お父さん、お母さんの気を引くためにご飯を食べなかったのかも知れない！」
とA子さんは気づいたようです。

子供の頃身体の弱い弟がいたので、自分はしっかりしなければいけないと思いつつ、でも私もかまって欲しかったと言うのです。
食べなくなる事で気を引ければ…。自分も弱くなればお母さん達も私をみてくれるかもと。

「思えば、近くのおじさんに理不尽に怒られた事、その時に何があったかなど話を聞いてもらえずに親に庇ってもらえなかった」

「親は弟にかかりっきりだったから」

「本当は私の言い分も聞いて欲しかったのに。嫌な思いをしたねと」

大人になったA子さんは当時のご両親の気持ちも理解できますが、心の中でわだかまりがあったようです。

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新しい行動をすると決めてみると

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アイビーマッピングを使って話をした結果、「一度、お父さん、お母さんにこの時の話してみようと思う」と言うことになりました。

新しい行動を取ってみようと決めることが出来たのです。

A子さんは実家に帰った際に理不尽に隣のおじさんに怒られた時のことを話してみたそうです。
ご両親からは「そんな事があったなんて全く気が付かなかった」「嫌な思いをしたんだね」と言われたのだとか。

その後、A子さんは偏食も少しずつだけれども克服して体重も増えて今では2人の子供の可愛いママになっています。

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アイビーマッピングの効果

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職場アイビーマッピングを使って面接をしてみた結果、仕事に直接関係はありませんでしたが、プライベートが整う事により仕事に対してのモチベーションも上がったようでした。
今後もアイビーマッピングを活用していきたいと思った出来事でした。