『ひとは、それぞれの世界を生きている』

4月1日にアイビーマッピングマスター認定証をいただいた新米マスター、かずちゃんです。オンラインや対面で、街角の保健室のような場づくりを目指します。

私は、30年間、養護教諭（保健室の先生）として高校で働き、2022年3月末に定年退職しました。退職と同時に受験に集中し、7月に受験、公認心理師の資格を得ました。

保健室の扉を開いて入ってくる生徒さんたちを相手に常に心掛けていたことは、ひとりの人として尊敬すること、まず相手の話を聴くこと、その生徒さんたちの「力」に注目し、生徒さんがその「力」に気づき、活かしていけるよう掛ける言葉や接し方を工夫することでした。

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ひとは、それぞれの世界を生きている
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例えば、いま、あなたと私が同じ場所に並んで、同じ花を見ていたとします。あなたが見ている景色と私が見ている景色は違います。感じている空気の感覚や、呼吸の深さ、匂いや色も違います。あなたはあなたが関心を持つ所に注目して世界を見ていますし、私もそうです。

それを言葉に表せば、ひとりひとり違う言葉が並びます。時間の経過とともに、見方や物事のとらえ方は刻々と変化しています。時間と場所を変えて言葉にすれば、同じ人でもまったく違う言葉が並ぶ可能性は大いにあります。ここにセルフマッピングの面白さがあります。

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「無気力になってしまった時のマッピング」をセルフマッピングしてみました。

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実は、ここ３日ほど、私自身、「無気力」になっていました。頑張って得たチャンスさえ放り出したくなって、バーチャルな世界に逃避して過ごしていました。今書いている文章の締め切りが、本日であることに気づいたのは、12時間ほど前のことでした。

「無気力に浸っている場合ではない！」とようやく動きだすきっかけは、その2時間前に受けたzoomでの講座でした。私の苦手を、講師の方がわかりやすくひも解いてくださったこと、同じ講座に参加したメンバーたちの笑顔と、それぞれに戸惑いながら課題に向き合う姿に、改めて仲間だな、と思えたことでした。

セルフマッピングをすると、漠然と考えていたこと、ぐるぐる夢想していたことを目に見える言葉として表現することにより、自分を俯瞰して観ることができます。今回は、マッピングシートの真ん中には「無気力」左下の丸には「きっかけ」中央上部の丸には「現状・想い」右下の丸には「これからどうする？」と書きました。

現状認識ができれば、あとはどうしたいのか、今の私にできることはなにか、どこから着手すれば行動に移しやすくスムーズにことをすすめられるのか、向かう先が見えてきました。

セルフマッピングは、自分で自分の「力」に気づくことができる素晴らしいツールなのだな、と改めて認識した出来事でした。

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今日の脳内ハッピーキーワードは

『Lets 現状認識！　気づけば動ける』

この言葉を意識して
今日一日をハッピーに過ごしましょう！