ママの中の「正しさ」と「幸せ」

アイビーマッピングマスター
ママセラピストさんを応援する心理セラピスト陽菜ヒロミです。

距離が近いほどに求めてしまいがちな
「正しさ」ってありませんか。

夫や子どもに、それは間違っていると主張するも
結局はケンカに・・・
こんな経験、おありでしょう。

正しさ、って何でしょう。

本当にそれは「正しい」ことなのだろうか。

アイビーマッピングを始めるようになって
正しさと幸せとは違うと思い知らされることが増えました。

今日は過去の親子でのセッションでのお話を
ご紹介しますね。

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ママと娘さんの会話が対話になった

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ママが小学5年生の娘さんを伴って、
アイビーマッピングのセッションを
受けにきてくださった時のことです。

学校に行けなくなって久しい娘さんを
心配してのことでした。

何度か通ってくださる中で
お互いにマッピングをして頂きました。

わたしは、そっとその場にいて
ただ様子を眺めているだけです。

最初はママから娘さんへ。
普段一緒に生活を共にしているはずなのに
いざ、何でも聞いていいよという場になると
質問が出てこない様子です。

これ、マッピングあるある。
自分の言いたいことが先行してしまい、
相手にフォーカスがいかない時に起こりがちです。

こういう時にはテーマを設定してみます。
テーマと言っても何でもいいのです。
 
好きな食べ物、色、花などなど。

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ママの好きなところを教えて

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こう聞いてみたところ

娘さんは、たくさん出してくれました。
「ママの好きなところは
料理を頑張ってくれる。
仕事を頑張ってくれる。
洗濯を頑張ってくれる。
掃除を頑張ってくれる・・・・」

それをマッピングシートに書き取るうちに
ママの方が泣き出してしまわれました。

シングルマザーで、一人で何もかも
頑張っておられる姿が浮き彫りになってきたのです。

でも、自分の頑張りが足りないから
この子が学校に行けないのだ
心のうちでそうご自身を責めていたことに
気がつかれたのでした。

「普段、こんなこと話したことなかったです」

娘さんの本当の気持ちとは
こんなにわたしのために頑張っているママを側で支えたい
のんびり楽しいことなんかしていちゃ行けない
そんな気持ちでした。

このセッションを通じて、
この親子さん

普段は、ママは責任感から
娘さんを「正す」ことに焦点を当てていました。

なぜ学校に行けないのか
なぜ言うことを聞かないのか
なぜちゃんとできないのか。

でも、娘さんの本当の気持ちは
ママを支え
一緒に楽しい時間を過ごすことだったのですね。

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紙一枚ペン一本で安心して話せる場作り

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紙一枚を挟むだけ。
後は出てくる言葉を素直に耳で受け取り
ペン一本で、書き取っていくだけ。

安心して話せる場を設定するだけで
互いに目を見ながら
心の奥深くにある感情が垣間見える
対話が可能になります。

この後も、
本人たちの求めている「幸せ」とは何か
ここへつながる対話が展開されていきました。

よく娘さんから「マッピングごっこしよう」と
提案されるようになったそうです。

その時間は、互いに相手の話を聞くことに
集中できるのがいいみたいです、

そう教えてくださったママの笑顔が弾けんばかりで
アイビーマッピングをお伝えできて
よかったと心から思えたセッションでした。

投稿者プロフィール

陽菜ヒロミ月よみマッピング心理セラピスト
子育ての真っ最中に一念発起
運動指導は“まるっきりのど素人”の状態から
姿勢改善ピラティストレーナーとして
大手スポーツクラブで13年間従事する。

2013年、サロン開業へ。クライアントさまの真の願いを
叶えるには、からだとこころを整え
自己の思いと一致させることが必要と感じ
アイビーマッピングマスター&月よみ師となる。

「人の在り方」を包括的に捉え、ボディワーク・心理学・占星術を融合したビジョンメイクセッションを開発。個人セッション、グループレッスン、講座はのべ2万5,000時間。
これまでの学びと経緯を実践させ、ボディ・マインド・スピリットを統合させるメソッドを体系化し、現在は、ママセラピストの自信と収入アップの専門家として活動中。