『ネガティブな思い出に実は……』

おはようございます。吉田葵です。
「50代からの後悔しない生き方」を実現するサポートをしています。
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ポジティブな記憶よりネガティブな記憶の方が鮮明なのはなぜ?
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もうすぐ夏休みも終わりですね〜。
家族や仲間と旅行に行ったり
お出かけしたり何かに挑戦したり
楽しい思い出、たくさんできましたか?


楽しいことを思い出させておいて
水を差すようで申し訳ないのですが汗

ポジティブな記憶よりも
なぜか強く思い出されるのは、少し苦い思い出だったりしませんか?

私も
子どもたちが小さかった時のことを振り返ってみると
旅行に行ったり
お祭りに行ったり
結構あちこち出かけた気はするのですが

その記憶は意外と曖昧で
すごく鮮明に覚えているのは
夏休みの宿題をやらなかった長男のこととか
思春期に突入して何もかも嫌になった次女のことだったりします。

実はこれ、脳のしくみが深く関係しているんです。
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ネガティブ・バイアス

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私たちの脳は
ポジティブな出来事よりもネガティブな出来事のほうを優先して記憶しやすい
という性質があります。

これは進化の過程で
「危険を避けて生き残る」ために備わった防衛機能なのです。

他にも感情の「強度」も記憶に大きく関わっています。
楽しい気持ちはじんわりと温かく広がりますが
恐怖や恥ずかしさや怒りは瞬時に心を揺らし
記憶を強化するスイッチを入れるのです。

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ネガティブをきっかけに……

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ですので
ネガティブなことが鮮明に記憶されることは
ある意味仕方がないことなんですが

実はとても
理にかなっているのではないかと思うんです。

なぜなら私たちは
このネガティブな体験をきっかけに
何かを学び、変化するということが多いからです。

たとえば私の場合
宿題をしない長男や
やる気をなくした次女をみて

子どもをコントロールしようとしていたことに気づき
人は指示命令では動かないことに気づき
みんな自分で答えを持っていることに気づきました。
それを教えてくれたのはアイビーマッピングでした。

おかげで
「本当はどうしたいのか?」をちゃんと聴いて応援する
というスタンスに変わっていくことができました。

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ネガティブな出来事はギフト

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もちろん
一朝一夕でそうなったわけではなく、少しずつです。

でも
信じて見守ることだけに注力したおかげで
今、子どもたちはみんな自立して
自分の道を歩んでいます。

これは
子どもとの関係性だけの話ではなく
パートナーとの関係性でも
仕事でも同じ

一見ネガティブと思われる出来事には
大きなギフトが隠れています。

まだ気づいていないギフトはあちこちにありますよ〜。

マッピングで
あなたのギフトを見つけてください。

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今日の脳内ハッピーキーワードは

『ネガティブな出来事にはギフトが隠れている』

この言葉を意識して
今日一日をハッピーに過ごしましょう!

投稿者プロフィール

吉田 葵願望実現メンタルコーチ
4人の子育てで自分を見失い、生きる意味を模索していた40代。自己啓発やスピリチュアルのセミナーに参加しているうちに人前で話す仕事がしたいという夢を抱く。5年後夢が実現し「アイビーマッピング」の講師になる。関西弁のトークで全国にファンができる。「直感・言葉・行動」で自分の人生は自分で創造できることを体現しつつ、伝え続けて15年。5,000人以上にセッションや講座を提供。現在は「55歳からの後悔しない生き方」をコーチングプログラムとstand.fmで提供。「傾聴が当たり前になる社会」を目指して一般社団法人ビジネス傾聴協会設立。