おはようございます。
アイビーマッピング・マスターの
れいちゃん こと小林玲子です。
在宅訪問を中心に
体と心の栄養サポートを行っている
在宅訪問認定管理栄養士です。
私は在宅で暮らす高齢者や難病の方が
「住み慣れた家で人生全うするまで、
安全に口から美味しく食べる支援」をしています。
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地産地消の味と風景をたどろう
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8月も後半になりました。
お墓参りに行き、ご先祖様を感じたり
懐かしい人に会ったりと8月は普段と違う大事な時間を
過ごせた人も多いかと思います。
私たちには人それぞれ「故郷」や「生まれた場所」があります。
その場所が山の中の人もいれば
都会の真ん中の人もいるかもしれません。
また転勤の多い親だったから
どこが故郷なのかわからない人など
故郷は、人それぞれかもしれません。
生きることの土台の一つは「食べること」
もともと日本には
地元で採れたものを旬の時期に食べるのが
健康に良いという考え方があります。
その土地の気候や風土にあった農産物は
農薬などを使わなくても自然のエネルギーで
豊かに実るため安全で栄養価が高いです。
そして何より新鮮でおいしいですね。
私たちの体と心の土台が幼少期に作られるとするならば
私たちの体は、その頃食べていたものが土台となり
体の中には眠っている「記憶の味」があるかもしれません。
たとえば私の故郷は山梨県富士吉田市です。
富士山を毎日眺めながら育った私の食べ物の記憶は
おばあちゃんが作ったじゃがいものにっころがし
家の回りの畑に実った多くの夏野菜やタバコの葉
お祝い事、最後の〆は「吉田のうどん」
馬刺しや馬のモツなどです。
モツと言えば「馬」
馬以外のモツを食べたことがなかったので
豚のモツを初めて食べた時、柔らかさに感激しました。
そして夏の五感の記憶は
機械でかいたシロップいっぱいの「かき氷」
割ることができなかった「西瓜割り」
冷たくて甘い麦茶
丸ごと1本を食べて嬉しかった「とうもろこし」
畑で収穫した曲がった胡瓜など
そんな思い出が私の中にもありました。
ということで五感や記憶を手繰り寄せ
「地産地消と夏の思い出」をテーマに
「心の記憶のスイッチ(潜在意識)」をマッピングしてみましょう。
まず真ん中の丸には「私の夏の味」と書いてみましょう。
そして、その回りには丸を3つ書きます。
【上には】場所の記憶
【右下には】人の記憶
【右下には】記憶にあるその時の気持ち
夏、故郷、食べ物というキーワードで
思いつくものをどんどん書いてみてくださいね。
その中に子どもの頃故郷で味わった
「ひとくちの記憶」があり
食べ物には風景や人とのつながりが詰まっています。
その記憶の中に何か忘れていたものや思い出したこと
そして、改めて気付いたことなどはありましたか?
地産地消は単にその地域で作物を作るだけではなく
私たちの中に眠っている記憶の味を思い出す営みでもあります。
地産地消で環境に優しい生活もできますし
その作物はその土地に住む人を健康で幸せにしてくれます。
ですから、このマッピングで出てきた言葉や感覚を
日々の暮らしの中で味わいながら
残り少なくなった8月を元気に過ごしていけたらいいですね。
地産地消で日本の自給率が向上することを祈りながら
夏をまだまだかみしめて
今日も一日楽しんでいきましょう。
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今日の脳内ハッピーキーワードは
『故郷の”ひとくちの記憶”には風景や人とのつながりが詰まっている
』
この言葉を意識して
今日一日をハッピーに過ごしましょう!
投稿者プロフィール

- 管理栄養士&ちゃくなび。カウンセラー
- 健康・予防・治療・美容・若返りの可能性をなないろ栄養学で拓くマインドフル・イーティングの伝道師として活動中、薬に頼らない体と心の栄養サポートを行っている管理栄養士です。
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