『夫にイラっと、親や兄弟に心配…家族という最小の人間関係を整理するヒント』

おはようございます
アイビーマッピングマスターの
佐坂おっこです

一生健やかでキレイでいるための
50代からの心と身体の緩め方や
ナチュラルエイジングケアについて
お伝えしております

家族との関係って
一番身近なのに
一番ややこしいと思いませんか？

先日
クライアントMさん(60)が
ふたつのお話しをして下さいました

①「な～～んか毎日
夫にイラっとしたりムカついたりするの
ひとつひとつは大したことじゃないんだけど
夫への気持ちがトゲトゲしてるの」

②「実家の母と兄のことで
考えても仕方ないと分かっていても
ずっとモヤモヤしてるのよね
母は今はまだ元気だけど、介護のこととか
同居している独身の兄が
病気にでもなったらどうなるのか…
不安に押し潰されそうになるのよね」

「うんうん あるある～」と
頷きながら　Mさんと一緒に
家族という人間関係の最小単位の中で起こる
「イラっと」と「不安」を整理してみました

ここで大切なのは
「夫」と「親や兄弟」とでは
そもそも関係の性質が違うということです

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　夫へのイライラと「関係貯金」

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夫は「他人から家族になった人」
人生を共に歩むパートナーでありながらも
もともとは血のつながりのない相手です

以前どこかで夫婦関係について
「自動引き落としにご用心」
という言葉を聞いたことがあります

夫との関係は「関係貯金」のようなもの
日々の暮らしの中で
自動的に引き落とされていく口座のような存在

ちょっとした言葉のトゲや
不機嫌な態度があると
残高は減っていきます

反対に「ありがとう」といった言葉や
その言葉のトーンや 態度という
小さな積み重ねで
増やしていくことができます

つまり
意識していないと減るものだからこそ
常に「積み上げ続ける」ことが欠かせないのです

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　親兄弟への不安と「線を引くこと」　　

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かたや 　親兄弟とは
切っても切れない血縁関係だからこそ

「繋がりすぎないようにする」ことが
大事だと感じます

特に私達世代では
親が高齢になったり
兄弟が病気や生活の悩みを抱えていたりすると

「私が！なんとかしなきゃ」と
自分の中の「ワタクシ様」が出てきて
抱え込んだりコントロールしようとして

自分がしんどくなるだけではなく
関係性が余計にこじれる場合もあります

ここで意識したいのが
「意図的に線を引く」こと

相手を突き放すのではなく
相手を尊重するための線引きです

例えば
「介護する孝行娘であらねばならない」
という思い込みは手放し

「母の心配は尽きないけれど
できるサポートはここまで」と決めておく

兄に対しても
「結婚もしないでこれからどうするのかしら」
と余計な心配はしないで

「人生設計も健康管理も本人の責任
助けを求められたときにできることをする」
と位置づけておく

こうした線引きは
一見冷たく感じるかもしれませんが
最終的には 自分と相手の両方を
大切にすることになると思うのです

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心が軽くなりました

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夫との関係は
「積み上げるもの」

血縁との関係は
「繋がりすぎないようにするもの」

この違いを意識するだけで
心の中の整理がぐっとしやすくなります

夫には「小さな積み上げ」を
親や兄弟には「適度な線引き」を

この切り分けができると
不思議と気持ちが軽くなるのです

「あ～そうよねぇ
逆に私の家庭のことを兄に心配されたら
余計なお世話って思っちゃう
線を引くことが大事ってよくわかったわ」

Ｍさんのお顔はどんどんと明るくなったのでした

投稿者プロフィール

佐坂おっこ
佐坂おっこナチュラルエイジングケアコーチ
シンプルにナチュラルに ふんわりキラキラと 本当の自分を大切にして 自分らしく年を重ねていく そんな ～ナチュラルエイジング～『一生健やかでキレイでいるための心と身体の緩め方』を マッピングセッション、タロット講座、らせん美®レッスンなどでお伝えしています。
アイビーマッピングは心を緩ませる最強のツール。タロットと組み合わせた内観タロットマッピングでは、タロットの視点から自分をリヴィジョン(見直し)することで 心がしなやかになる お手伝いをいたします。