アイビーマッピングとは

アイビーマッピングとは、心理カウンセリングの現場から生まれた1対1のコミュニケーションツールです。

方法はいたって簡単。まずは、話す方が「話し手」聞く方が「聞き手」と役割をはっきり決めます。役割が決まれば、聞き手がペンを持ち、話し手の言葉を紙に書きとっていきます。

最初に白紙の中心に大きめの円を書き、そこに何の会話をするかのテーマを書き込みます。「願い事」「理想のパートナー」「得意なこと」「苦手なこと」「●●さん」について、「肩こり」について…なんでもOK!

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聞き手はそのテーマをもとに、3つの枝に分けて質問していきます。話し手は、聞き手の質問に沿いながら、自由に発言していきます。聞き手は、話し手の言葉を単語・単語で聞き取りながら、紙の上に書きとっていきます。書きとった単語と単語は、それぞれ〇で囲み、線でつないでいきます。

このシンプルな手法の中に、「会話の見える化」が生まれます。ふだんの会話では単語は耳からスルリと消えていきますが、こうして書きとっておくと、自分の発した言葉が目からもフィードバックされ、会話が深まっていきます。

「見える化」され、言葉が紙一面に広がると、それは話し手の「ココロの俯瞰(ふかん)図」となります。聞き手はさらに

といった技法を駆使して、より的確に、奥行きのある話を話し手から引き出していきます。

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人は、批判やジャッジされることなく、自由に話を聴いてもらえるというだけで、ココロが安定します。そうして安心したところにこそ、自分の本当の気持ちが現れてきます。

アイビーマッピングが最強のココロ整理術と呼ばれる所以は、共感されることで、自己肯定が生まれ、素直に正直に、ココロが整っていくからです。

実際のやり取りをアニメーションでご覧ください。

アイビーマッピング体験者の声

アイビーマッピングの話し手を体験した方からは、こんな感想をいただいています。

視点が変わって、
まずこれをやってみよう、
これで大丈夫だと思えた。

お客様のカウンセリングにも役立つし、自分がどうしたいのか迷ったりしたときに役立つツールだなと思いました。

もっと子どもが小さいうちから、アイビーマッピングでコミュニケーションをとっていたら、子育てがもっと楽だったかもしれません。

色々な体感で頭が混乱したけど、わかりやすく、自分は人と違うんだなとあらためてわかりました。 おもしろかったぁー

イライラすることが少なくなって、楽に楽しく生活できるようになった。

アイビーマッピングを学ぶ

アイビーマッピングは、思考の整理の仕方、話の聴き方、話を聴く場の作り方、質問の仕方を学び、より深いコミュニケーションに生かし、身近な人とのコミュニケーションを円滑にすることに役立ちます。
これらの基礎は「アイビーマッピング・スタディ講座」で学ぶことができます。

さらに、有料でマッピングを使ったセッションをしたい人、ご自身のセラピー・カウンセリングに取り入れたい人向けの「アイビーマッピング・マスター養成講座」があります。
※「アイビーマッピング・マスター養成講座」を受講するためには、「アイビーマッピング・スタディ講座」を修了する必要があります。

受講生の感想

マッピングを通し、相手の方の思ってもみない一面に触れる事ができ、ビックリしました。 言葉を1つ1つ繋ぐことで頭の中が整理できたり、発見があったり、面白かったです。

話を聞く時に、最後まで話を聞くようになりました。また相手が答えやすいように質問するようになり、会話でのトラブルが減ったように感じます。

身近な人にマッピング練習をさせてもらい、その方達からまたやって欲しいと言われたり、マッピング練習がきっかけで今の悩みの解決策が見えてきた方がいたので、話を聴く際はマッピングしながら聴くことが増えてきました。

話し手が自分が知らない自分に気づいていく様子に立ち会えるのは聞き手の私にとっても感動の場面でした。

マッピングは悩みや問題解決のためのツールと思っていましたが、今回の講座を通じて人生を楽しく加速させるためのツールだなと新たに発見することができました!

あなたもアイビーマッピングを体験してみませんか?

話し手としてアイビーマッピング・マスターのセッションを受けたり、アイビーマッピングを書く聞き手として体験会に参加することが可能です。
もちろん、どちらもオンラインでも開催されています。