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今回の用語のポイント
質問の入り口 by エミーナ
アイビーマッピングマスター、子育てカウンセラーのエミーナです。
現在、私は保育園で看護師(保健の先生)として働きながら、週末はカウンセラーとして活動しています。
アイビーマッピングは、紙とペンがあればいつでもどこでも行なう事が出来る、「ココロの整理術」であり、そのスキルは最強のコミュニケーションツールです。
私は、カウンセリングの時はもちろんですが、自身が勤める保育園で子ども達と会話をする時や、思春期の息子のココロを読み解く時など、様々な場面で活用しています。
あなたに興味津々
アイビーマッピングには、聞き手と話し手が存在します。聞き手が話し手に質問をし、話し手が答える。これを繰り返す事で、一枚の紙に、話し手の人生や悩み、過去や未来が地図を描き、蔦の葉のように広がっていきます。
言葉を見える化し、その過程で自分の声を聞く、目と耳から入る情報は自分に注目する事で「気づき」を促していきます。そして、ココロが整っていきます。
自分では意識していなかった、「え?私、こんな風に思っていたんだ。」とか、口癖や思考パターン等もみえてきます。
私は、看護師という職業柄、そして今は、子ども達のココロとカラダの成長を見守る立場から、常に「この人は、どんな人なんだろう?どんな人生を送ってきたのだろう?」とか「この子は、今どんな気持ちで、この状況になっているんだろう。」と相手に関心を持ちます。知りたがりが発動した瞬間に、話しかけてしまうのです。でも、突然、話しかけられたら、皆さんはどんな反応をしますか?
質問の入り口
初めましての人や、相手の事を詳しく知らない場合、話しかける時に緊張して何を聞いたら良いか分からなくなりませんか?
挨拶をして、そのまま沈黙と言う事もあります。
カウンセリングする場合も、突然、ねほりはほり質問はしません。
コミュニケーションをはかる上で大切なのは、相手が「この人と話したい」と思って心を開いて会話が出来る事です。信頼関係がなければそれは成立しません。
質問には様々な方法があります。
相手に合わせた言葉のチョイス次第で、より深いコミュニケーションに繋がっていくのです。
例えば、小さな子に話しかけるとします。突然、「どこから来たの?何歳?お名前は?今からどこにいくの?」と聞かれたらその子はどんな反応をするでしょうか?
きっと、下をむいて話さなくなります。
このケースは質問というより「詰問」になっています。その子が話したいことより聞きたいことが「主」になっているからです。
一方、
「お母さんと来たの?かわいいぬいぐるみ持ってるね?青い靴かっこいいね?」といった相手が、「うん」「ううん」で答えられ、かつ、相手に寄り添った質問の方が、答えやすく信頼関係に繋げていく道ができます。
そこで、この小さな子が、話してもいいかなと思えば「うん、ママが買ってくれたの。」「今日はパパと3人で公園に行くんだ。」という会話に繋がり、「そっか~、公園楽しいよね、どんな事して遊ぶのが好き?」など広がりを持った会話になり、「ブランコが好きなんだけど、上手にこげないんだ。」など、心の中にある思いが「伝えたい」に変わっていくのです。
知って欲しい話し手と、知りたがりの聞き手の関係性が成立します。
言葉には力があり、相手の事を知りたいと思う姿勢や、自然と話したくなる質問が、相手の心を開くカギと言えるでしょう。
様々なスキルを身につける事が出来るアイビーマッピングはやはり最強のコミュニケーションツールです。