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笑顔で食べるための生き方戦略
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おはようございます。
アイビーマッピング・マスターの れいちゃん こと小林玲子です。
私は在宅訪問を中心に
体と心の栄養サポートを行っている在宅訪問認定管理栄養士です。
普段は「人生を全うするまで住み慣れた家で暮らし、安全に口から美味しく食べるためのサポート」をしています。
「食べることは生きること」
口にすれば簡単なこの言葉
しかし、高齢になったり、病気や体が弱った時
食べることを苦痛と感じる方が多いのも事実です。
食べるためには内容を考え、買い物に行き
調理をし、食べて片付ける、そしてその食には経済が伴います。
特に物価の高い今、控えてしまいがちなのが「食費」です。
だから、そんな時代に食べ物や飲み物を
安全に安心して口から入れる環境を整えられる人は
実は、とても幸せな人なのです。
私たち人間は一生の間に約十万回の食事をします。
オギャーと生まれ初乳を最初の食事とするならば、人生の最後となる食事もあるはずです。「今日、これから食べる食事が人生で最後の食事だよ」と言われたら、あなたは何を選びますか?
もし、それを最後の晩餐とするならば、今、元気なうちに最後に食べたいものを考えてみてほしいと私は思います。
なぜ、そんなことを考えるのか?
食いしん坊の私は命がある限り、日々幸せを感じながら食べたい、そして「あー美味しい、幸せだなあ、いい人生だった」と満足して旅立ちたいからです。
また仕事でも「人生の最後まで口から食べたい、食べさせたい」というご本人やご家族に寄り添う時に、ご本人の気持ちや想いを知っているのか知らないのかで大きな違いが出ると感じています。
何をやっても人が旅立った後に後悔は残るのかもしれませんが、 残された方の気持ちに違いが出るのが、故人の気持ちを少しでも汲み取った対応ができたかどうかというところになります。
また最後の晩餐を決めることは食べ物に感謝し、思い出を大切にしながら日々過ごすことにもつながります。
「ありがとう」
「いただきます」
「ごちそうさま」
当たり前だけど、おろそかにしてしまいがちなこの言葉
それを夏のお盆(地域により7~8月)の時期に
ご先祖様を想いながら口にし
今、生きていることに感謝できたらいいなと思います。
ということで今日は「最後の晩餐マッピング」
まずマッピングシートの真ん中・大きな丸に
「最後の晩餐」と記入してください。
そして周りの3つの円に左下から時計回りに
「好きな食べ物・思い出の食べ物・最後に食べたい物」
と書き入れてその言葉から思いつくことを自由に単語で書いてみてください。
食べ物には食べた場所、色彩、香り、味、そしてその時一緒にいた人、見た風景、言われた言葉等の記憶が一緒に残っている場合が多いです。その記憶の中から何か忘れていた思い出がよみがえってきましたか?是非、その大切なものを心の宝箱に入れておいてくださいね。
私たちは今日が一番若いです。ですから明日からの食事を今まで以上に大切にし、笑顔でハッピーに食べて飲んで生きる活力を生み出していきましょう。そして、そこに優しさや愛情というスパイスを思いっきり振りかけて人生も味わっていきましょう~
ということで最後の晩餐は、ずっと先のことになりますように…
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今日の脳内ハッピーキーワードは
『最期の晩餐に優しさや愛情が隠れている』
この言葉を意識して
今日一日をハッピーに過ごしましょう!
投稿者プロフィール

- 管理栄養士&ちゃくなび。カウンセラー
- 健康・予防・治療・美容・若返りの可能性をなないろ栄養学で拓くマインドフル・イーティングの伝道師として活動中、薬に頼らない体と心の栄養サポートを行っている管理栄養士です。
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