『あの時の感情は今もなお…』

おはようございます。

アイビーマッピングマスターのこはるです。

HSP・AC（アダルトチルドレン）専門心理カウンセラーとして
“繊細さんが無理せずラクに自分らしく生きていく”ためのサポートをさせて頂いております。

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ひたすら不安だった夏の思い出

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子どもの頃、両親は共働きで、兄はよく友達と遊びに出かけてしまい、夏休みの日中は私ひとりで家にいることが多くありました。

薄暗くなるまで、誰も帰ってきません。

夕立や雷が鳴る日は、心細さが増して、布団をかぶってじっと耐えていました。

「誰も帰ってこないんじゃないか」
「私は、ひとりぼっちになってしまうのではないか」

そんな不安でいっぱいだったのを、今でも覚えています。

だからなのか、私は夏休みがあまり好きではありませんでした。

大人になってからも、夏が近づくと、なんとなく心がザワザワする。

なんとなく、気持ちが落ち着かない。

でもそれは、私の中にある“過去の感情の残滓（ざんし）”が、無意識に反応していたからなのです。

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思い出すたびに潜在意識はリピート体験している

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潜在意識には、
「時間の概念がない」
という特徴があります。

私たちが忘れていたり、過去の出来事だと理解していても、カラダやココロが今もなお覚えているのは、潜在意識のこうした性質によるのです。

過去の記憶を思い出すたびに、今この瞬間に起きているかのように、潜在意識の中では、リピート再生されているのです。

みなさんも、過去の嫌な記憶をふっと思い出して、ネガティブになってしまう事ってありませんか？

そんなココロがザワついているサインに気づいた時は、マッピングの出番です！

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過去のネガティブ感情を消化完了させる！【タイムスリップマッピング】

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ネガティブな思い出を何度も思い出してしまうと、ココロがザワついてしまうことがありますよね。

「本当はあのとき、こうしてほしかった」
「こうだったら、安心できたのに」

そんな願いを“空想”の中で叶えてあげる。

当時の記憶を書き換えるようにマッピングしていきます。

ネガティブなコトを思い出している時、あなたの中に眠っている“小さな自分”が、きっと癒されるのを待っています。

さぁ！過去のあの時の自分に会いにタイムスリップ！

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真ん中の◯に「タイムスリップマッピング」と書きます。

1.左下の◯に「当時の記憶」と書く

まずは、当時の嫌だった出来事をなるべく鮮明に思い出してみましょう。

・それは何歳ころ？
・どんな場面？
・誰といた？

とあの時のシーンを感じながら、自由に書き出していきます。

例：
・小学生の頃ひとりで家にいた
・雷が鳴って布団をかぶっていた
・ひとりで夕方を過ごしていた　など

2.上の◯に「あの時の感情」と書いて寄り添っていきます。

その時、どんなふうに感じていたかを、言葉にしてみましょう。
どんな感情でもOK。

例：
・一人ぼっちで寂しかった
・誰も来ないんじゃないか
・忘れられてしまうのではないか
・不安だった、怖かった

3.右下の◯「本当はどうしてほしかった」を思い出す限り書き出していきましょう。

「あの時、本当はどうしてほしかった？」
「どうなっていたら安心できた？」

理想のストーリーとして、自由に書いてみましょう。

例：
・お母さんが早く帰ってきてくれた
・雷がおさまるまでギュっと抱きしめてくれた

そして最後に、
そっと目を閉じて、理想のシーンを空想しながら「こうして欲しかった」気持ちをしっかり味わいましょう。

空想の中で、あの時の自分が安心し癒されていくのを感じながら、ゆったりと深呼吸。

呼吸を繰り返すたびに、安心感がカラダいっぱいに広がっていきます。

このマッピングは、傷ついたままの“内なる子ども”にそっと寄り添い、「もう大丈夫だよ」と伝えていく癒しのプロセスを、セルフマッピングとして活用したものです。

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とらわれている感情を書き換えよう

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潜在意識には時間の概念がなく、「現実」と「空想」の区別もつきません。

だからこそ、嫌だった記憶を理想のストーリーに書き換えることで、ココロの深い部分に残っていた痛みや不安が少しずつ癒されていくのです。

過去の出来事そのものは変えられません。

でも、その出来事の印象、潜在意識が感じるイメージは、いつでもどこでも、自由に変えることができます。

このマッピングは、過去の私と未来の私をつなぐアイテム。

あの頃の「叶えられなかった気持ち」を癒してあげることで、これからのあなたは、もっと自由に安心して過ごせるようになるはずです。

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今日の脳内ハッピーキーワードは

『あの時の願いは今からでも叶えられる！』

この言葉を意識して
今日一日をハッピーに過ごしましょう！

投稿者プロフィール

こはる
こはる・HSP/AC専門心理カウンセラー
HSP気質、アダルトチルドレンがゆえに、人の目を気にし、ありのままの自分を表現できない生きづらさを抱えていた。カウンセリング、イメージセラピー、メンタルトレーニング、コーチングを重ね40年にもわたるしんどさを手放す。その後、 さまざまな心理療法を学び、HSPの繊細な気質を武器にし、【繊細さんが無理せずラクに自分らしく笑顔で生きていける世界を当たり前に！】そんなミッションを掲げ、「ココロが軽くなるカウンセリングとコーチング」を通して、多くの方々を『笑顔あふれる自分らしい人生』へと導いている。