親子専門ホリスティックライフコーチ
アイビーマッピングマスター
きくいり ゆきこ（きくちゃん） です。

アイビーマッピングを習い始めた頃
母にアイビーマッピングを
してみることになりました。

私は、ずっと母が苦手でした。

いつも悲観的で
自分の話しかしなくて
噂話や小言ばかり

私の話なんて
ちっとも聞いてくれない。

そんな母の話を
今さら聞くなんて
とても抵抗があったんです。

冷静に聞けない
自信がありました。笑

でも、練習のために
やらないといけなくなった時に
何気なく母に聞いてみたのです。

「お母さん、アイビーマッピングっていって
　相手の話を聞きながら、それを紙に書いて
　心の整理をするっていう練習をしてるんだけど
　やってみる？」と

「あら、いいわよ」

とあっさりと快諾。

その時点で、既にモヤモヤが。笑

でも、心のどこかで
嬉しさを感じている自分もいました。

今回は、母とちゃんと
話ができるかもしれない。

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　はじめて母と二人っきりでの深い話

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話題は、母の悩みや心配事でした。

待ってました、と話し始めるのは
何度も聞いたことがある、あの内容。

でも、不思議と
紙と鉛筆が「間」にあると
冷静に聞けるのです。

この人は、母親だけど
一人の人間でもある。

そんな感覚に
入っていたのかもしれません。

母は、
母自身の幼少の頃の体験
お父さんとの関係性や
本当はやりたかったこと。

これまで知らなかった母の一面を
どんどん話していきました。

今まで聞いたことがない話がいっぱい。

（お母さん、これまでの人生
　　　　たくさん我慢してきたんだね）

私の胸の中は
そんな思いでいっぱいになりました。

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　　聞き手の態度で内容が変わる

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なぜ、こういう話を
今まで聞くことが出来なかったんだろう。

そうか

私はいつも、母の話を聞く時は
「また始まった」という空気を
出していたのかもしれない。

そして、少し面倒くさそうに、
早く終わらないかなとも思ってた。

でも
アイビーマッピングが
間にあったことで
不思議と冷静に聞くことができたのです。

だから母も、いつもと違う深い話を
することが出来たのかもしれないです。

話を遮らず、相手に興味を持って
ただただ、聴いていく。

（・・・それだけの配慮で
　人は、別人のようになれるんだ）

終わった後に

「今日は初めて聞く話ばっかりでびっくりした。
なんで、今まで話してくれなかったの？」

と聞いてみました。

すると
「娘にこんな話したって、しょうがないじゃない」

と、笑って答えた母の顔は
今まで見たことのない
とても晴れやかで嬉しそうな顔でした。

問題は何一つ解決してなくて
何か新しい発見もあったわけでも
ないけど

ただ、その時間は
今まで味わったことがない
新鮮で爽やかな空気と
母の満ちた笑顔に溢れていました。

私も、母のこの笑顔を引き出すことが
出来たと思うだけで

何だかとても幸せな気持ちに
包まれたのを覚えています。

《アイビーマッピングは、心と心の架け橋》

アイビーマッピングに出逢えて本当に良かったと
心から感じた大切な瞬間でした。

あれから8年。

今では母は
私と話す時は、以前と違って
幸せだった時の話を
よく話してくれるようになりました。

一緒に笑いあう。

それだけで
人は充分に幸せになれるんですね。

ぜひ、もう一歩深く
相手を知りたいと思った時は
アイビーマッピングをお供にどうぞ。