怒りの正体

アイビーマッピングマスター
月よみヨッシーです。

日頃は、多くの受験生の学習指導や
保護者の受験サポートコーチングをしています。

受験生や保護者の話を聴くときには
アイビーマッピングシートが大活躍します。

さて、今回は「怒り」のマッピングについて
お伝えしていきます。

アイビーマッピングスタディ講座の
lesson19の内容も含まれています。

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怒りって何?

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怒りの感情は、「二次感情」と言われます。

つまり、「怒り」は
「何か」に反応して発動する感情なのです。

その「何か」とは、どんなものなのでしょうか?

それは、「怒り」の前に現れる最初の感情です。
「一次感情」と言われます。
例えば、不安、悲しみ、苦しみ、寂しさ、虚しさ、焦りなどです。

これらは、「怒り」を招く感情です。
ということは、
一次感情は、「怒り」へと誘導する「招待状」なのかもしれません。

では、ここで、
私自身の怒りをテーマにしたマッピングの考察を
お話ししますね。

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息子からの怒りの招待状

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息子が子どもの頃の話です。
彼は、学校から帰ると、すぐに遊びに出かけていました。

門限の18時になっても、
帰宅することは、ほとんどありませんでした。

ですから、息子が帰ってきた瞬間に、
「いつまで遊んでいるの!」
「何度言ったらわかるの!」
「約束は守りなさい!」
と、怒っていました。

当時のことを、マッピングで紐解いていきますと、
「怒り」感情の裏には、

「事故やトラブルに巻き込まれているのかも」
という心配がありました。

「宿題をしていないけれど、学習は大丈夫?」
という不安もありました。

また、
平日の夜の家事のルーティンを乱されることも
怒りへと転換していました。

何度かマッピングを重ねて、
ココロを整理していくと、

その「怒り」は、
私の幼少期に関わっていることに
気づきました。

「幼少期、私は親には逆らえなかった」
という気づきでした。

家族に自分の意見を素直に伝えられなかったのです。

息子からの怒りの招待状には、
自由奔放に生きる息子に対する「うらやましさ」
そうできなかった自分自身への「後悔」
の文字が書かれていました。

また、私が小学生の頃、
小児喘息の症状のひどい時期がありました。
当時の私が言葉で言えなかった「悲しみ」が
症状となって現れていたのかもしれません。

ココロの奥で
癒えなかった言葉たちの「悲しみ」として、
「肺」がサインをだしていたのかも…
と、考察しています。

これまでの人生で、
すりこまれた価値観や常識が
怒りの正体となり得るのです。

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アイビーマッピングの役割

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あなたの「怒り」の招待状には、
どんなことが書かれているのでしょうか?

その招待状には、
ある出来事によって発生したココロの動きが書かれています。

そのココロの状態をお話をしながら、
ココロを整理していくのが、
このアイビーマッピングです。

「怒り」をテーマにしたマッピングでは、
日頃感じているイライラについて、
お話を聞いていきます。

話を進めていくうちに、
怒りスイッチを押した「何か」が見えてくるでしょう。

また、
怒りを招く「正体」に気づくこともできるでしょう。

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怒りと付き合う

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こうして、怒りの正体が見えてきますと、
怒りとの付き合い方が変わります。

「怒り」の招待状は、
強制的に送られてきます。

その招待状の中身が分かれば、
招待状を受け取ったとしても、

その後に発生する怒りの対処を
変えることはできそうですね。

投稿者プロフィール

月よみよっしー
マザースマイル代表
中学受験、高校受験、大学受験の受験のほぼすべての科目を指導するプロ講師である。
また、受験生、受験生の保護者を対象に、コーチングを活用し志望校合格に寄り添う受験サポートセラピストとして活動している。
コーチングセッションは、これまでに200時間を超える経験がある。

月よみ師として、月の満ち欠けや月星座から一人ひとりの個性を読み解くことで、子どもたちのやる気、学力アップにつなげてている。