おはようございます。
アイビーマッピング・マスター
れいちゃん こと小林玲子です。
在宅訪問を中心に
体と心の栄養サポートを行っている
在宅訪問認定管理栄養士です。
朝晩がだんだん涼しくなってきましたね。
スーパーに並ぶ梨やぶどう、栗、柿を見るたびに“秋がやってきたんだなぁ”と感じます。旬の食材は栄養面でも体を助けてくれますが何より「季節を味わう幸せ」を運んでくれる気がします。
さて人の一生は、ひとつの長い旅と言われその道のりには、喜びも、不安も、立ち止まる瞬間もあります。
旅の目的はいろいろかと思いますが今日は私が今年経験した「40年前卒業した母校への旅」についてマッピングしてみたのでお伝えします。
まず真ん中の丸に「母校への旅」
テーマは3つ
「学び」
「人とのつながり」
「旅の思い出」
まず「学び」
管理栄養士として歩んでいる私は「栄養が人の健康に役に立つ」と信じて短大で学んできました。
一口の食事が明日の元気につながり
食卓の小さな選択が
人生の大きな力になる
40年前そんなことを思いながら勉強していました。
しかし現実の私の生活は主食が「食パンの耳」(安かったんです)
そしてバイト先で休み時間に支給される「菓子パンと牛乳」が頼りの食事でした。
仕送りのない学生生活
だから私の食の原点は食べることに困っていたその頃にあるのかもしれません。
寮生活では周りの友達との食事の違いを感じとても悲しい、みじめな気持ちで青春時代を過ごしていました。
ですから「食は経済と直結!」ということを高校を卒業してから今に至るまで、ずっと感じて生きているのだと思います。
「人とのつながり」
私の出身校は2025年3月をもって学部閉鎖となりました。
少子化による学生数減少という現状を受け地方の学校の厳しさを目の当たりにしました。
クラスメートの顔
貧乏学生を旅行や食事に連れて行ってくれたバイト先の運転手さんの顔
時代の流れで卒業した学部はなくなりますがお世話になった方に感謝の気持ちを伝え想い出は胸に刻み大切にしていきたいなど人の温かさを改めて胸にしまいました。
また母校への旅は学部長を務めるクラスメートに会い彼女の最後の講義に参加するという目的もありました。
彼女は病気の再発により手術が必要な状態でしたが最後の学生を無事に卒業させ学部を閉めることを優先させ仕事を続けていました。
命を張り学部を守ってきた学部長である彼女からのメッセージは「命の尊さと食で人の健康を支えることの意味や仕事の価値」を伝えるもので自分のことだけでなく夢がかなわず亡くなられた学生の経験談も含めて彼女が伝えてくれた心からのメッセージ
涙なくしては聴けない彼女の魂の叫びでした。
人は命の有無にかかわらずずっとつながっているということを改めて教えてもらいました。
「旅の思い出」
最後の講義
住んでいた寮
バイトでお世話になった会社
鈍行列車で8時間かけないと自宅に帰れない距離
お金がないから正月もバイトしていたゴルフ場
バイトと奨学金で貧乏していた毎日
実験と実習に追われ、レポート三昧な毎日
安いパンの耳を売っていたスーパー ユニー
楽しいことは少なかった短大生活でしたが
自分がやってきた経験が今の自分を支えているんだと
それを自覚する旅でした。
続けている仕事は使命であること
感謝の気持ちを持ち続けることの大切さ
自分も相手も環境もすべてにおいて愛を持って関わること
人に寄り添うためにはスキルと勉強が必要なこと
そんなマッピングからでてできたことは
自己肯定
自己受容
自己承認
母校への旅は自分に足りない自己承認欲求を満たす旅だったのかもしれないなんて感じました。
さて皆さんは母校で何を感じるでしょうか?
原点回避が必要かな?なんて時は是非マッピングをやってみてくださいね。
あの頃頑張っていた自分を褒め
今日も頑張っている自分も認め
また一日元気に頑張ってまいりましょう。
長い文章にお付き合いいただき
ありがとうございました。
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今日の脳内ハッピーキーワードは
『旅の思い出は五感を使って心に刻もう』
この言葉を意識して
今日一日をハッピーに過ごしましょう!
投稿者プロフィール

- 管理栄養士&ちゃくなび。カウンセラー
- 健康・予防・治療・美容・若返りの可能性をなないろ栄養学で拓くマインドフル・イーティングの伝道師として活動中、薬に頼らない体と心の栄養サポートを行っている管理栄養士です。
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