特別支援教育士で
アイビーマッピングマスターの
にっこり(西村明子)です。
受験シーズン真っ只中。
私の教室に来ている生徒達の中にも
高校受験に挑む子がいます。
もう受験を終えた子もいますが
これから挑む子は会う度毎に
緊張感が増してきている感じです。
来年受験予定の生徒も
今からどこの高校に行こうかと
相談が増えるのもこの時期です。
保護者の方からも
第1志望は固まっているようだけれど
まだいろいろ迷いがあるみたいで…
我が子の話を聞いてやってくださいと
依頼がありました。
という訳で、本人にマッピングで
志望校について話を聞いてみました。
テーマは志望校。
周りの3つの○には
今、考慮している3校の名前を記入。
それぞれの学校について
質問していきます。
なぜ、その高校に行きたいと思ったのか?
そこで何がしたいのか?
通学時間等、心配な点は何か?
高校に行った先の将来に何がしたいのか?
話を聞きながら言葉を書き出していくと
高校に通うことになった先のことも
イメージできていることがわかりました。
将来したいことが先にあって
そのために志望校を選択する。
そして最後にどの高校に行きたい?
と尋ねると
やっぱり第一志望の高校かな~
と、改めて感じたようでした。
周りの誰かに言われて
志望校を決定するのではなく
自己選択、自己決定することは
今後の生活においてもとっても重要です。
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自己選択、自己決定の力
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最終的に自己選択、自己決定することは
動機づけも高まり最後までやり抜く力
につながります。
『幸福感と自己決定―日本における実証研究』
という論文の中でも
「幸福感を決定する要因として
健康、人間関係に次ぐ変数としては
所得、学歴よりも
自己決定が強い影響を与えることが分かった。
自分で人生の選択をすることで
選択する行動への動機付けが高まる。
そして満足度も高まる。
そのことが幸福感を高めることにつながっているであろう。」
と述べられています。
親としても
まずは子どもの考えをジャッジせず
受けとめること。
選択理由を聞いた上で
子どもの意見を尊重することで
自己選択、自己決定の力を
サポートすることができると良いですね。
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気持に寄り添う
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生徒たちと話していると
これはお母さんには絶対言わんといてね
いろいろややこしくなるから
と口止めされることがあります。
心配のあまり親が口出しすることが
鬱陶しいと感じてのこと。
親の方がついイライラしたり
失敗させまいと先回りしてしまうと
子どもが自己決定できなくなってしまいます。
おおらかな気持で
子どものその時の気持ちに寄り添うことを
大切にしてください。
もちろん、イライラした
自分自身の気持ちにも
寄り添ってくださいね。
あ、今イライラしたのはなぜかしら?
ちょっと自問自答するだけでも
冷静になれることがあります。
冷静に話を聞く。
心の声を聞くのにも
マッピングは有効です。
誰かに聞いてもらいたくなったら
私もお話聞かせていただきます。
一歩先を見据えて
今日も素敵な1日を~(^^♪
投稿者プロフィール
- 発達障害児サポート教室を運営して20年。個性豊かな子ども達に接していて一番に思うことは、みんな違いがあるからこそ面白い!ということ。違っていることを楽しみながらコミュニケーションを図るのに、アイビーマッピングは最強のツールです。保育士など支援者向け研修も担当。保護者、支援者が繋がり、情報交換できる場も提供しながら、十人十色に輝ける場つくりに力を入れています。
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