【コンプレックス】コンプレックスは魅力の源だった!

心理学用語集とは

アイビーマッピングの中でよく使われる用語をアイビーマッピングの体験談を交えて解説します。

今回の用語のポイント

コンプレックスは魅力の源だった! By よっしー

アドラー心理学勇気づけと
アイビーマッピング思考で
もっと自由にあなたらしく。
アイビーマッピングマスターの
よっしー、こと吉田絵里子です。

あなたの「コンプレックス」は?

日本では「コンプレックス」という言葉は
劣等感と同義に用いられることが多いのですが
そもそも「コンプレックス」とは、
ユングにより定義された概念であり、
さまざまな心理的構成要素
(例えば、衝動・欲求・観念・記憶など)が
何らかの感情により
複雑に絡み合ったもの(心理複合体)を指します。
(参考:「心理学用語集サイコタム」
https://psychoterm.jp/clinical/theory/complex)

マザー・コンプレックス、エディプス・コンプレックスなど
様々な心理複合体がある中で
日本では特に劣等コンプレックスが
受容され広まったため
「コンプレックス」といえば劣等感、
という傾向が今でもあるのです。

コンプレックスは原動力

あることに対して
様々な感情が絡み合って劣等感を抱いている。
絡み合っているからこそ、
なかなか拭い去れないネガティブな気持ち。

ただ、コンプレックスって本人が思うほど
周りの人は気にしてないということもよくある話です。

それは分かってはいるけれど・・・
手放せない・・・。

そんな風に重くなっているなら、
いっそコンプレックスを
味方にしてしまいませんか?

心理学者のアドラーは
劣等感を悪いものとは考えませんでした。
人が何かをする上で劣等感は大きな動機となり、
それをエネルギーの源泉とすることで
成長していく、と考えたのです。

苦手だからこそ、あえて注目して
克服する課題として挑戦したり、
もしくは受容してうまく付き合っていく
という選択もあると教えたのです。

シネマコンプレックスのように

捉え方を変えれば、
色々な悩み、酸いも甘いもすべて
人生の味わいや彩りに、
コンプレックスも強みにもなります。

シネマコンプレックスって
たくさんのシアターが集まって
色々な作品が上映されているという意味。
そんな場所って魅力的ですよね。

本来の意味とかけ合わせて
複合的な自分の魅力を楽しんでしまいましょう。

何かへの劣等感があるということは
成長の伸びしろがあり、
個性に気づき自分をもっと知るチャンスがある、
ということです。

そこで、まずは
自分のコンプレックス=絡み合った気持ちが
どう絡まっているのかを
ほぐしてみませんか?

それが得意なのはアイビーマッピング!

なぜ気になるのか
それはいつからか
誰かに何か言われたことがあるのか
どういう風になったらいいのか
本当はどうなりたいのか
何をしたらそうなるか
そうしないとしたらなぜか
そうなったらどう感じるか

人の感情って複雑で
それがまた味わい深くて
趣深くて興味深くて、
その片鱗を目の前にした時、
その深遠さに愛おしさを私は感じます。

コンプレックスは輝きの原石

あなたのコンプレックスから
見えてくることはなんでしょう。
幾重にも重なっている
あなたの輝きがきっと見えてきますよ。

コンプレックスは
あなたの生きている証であり
あなたの生まれてきた意味さえも
教えてくれるかもしれません。

さあ、あなたのコンプレックスは何ですか?

今日もよい1日を。
感謝をこめて。

投稿者プロフィール

協会事務局マッピングセラピー協会事務局
アイビーマッピング事務局です。
アイビーマッピングでココロすっきりリフレッシュ♪