『最愛の母を見送って思うこと』

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アイビーマッピングマスターのyayoです。

なぜだかわたしはちいさな頃から

両親をはじめ、家族や大切な人たちと

いつかこの世で
お別れする日が来るだろうということが
ずっと心のどこかにあって

それが人生の大きな試練かもしれないと
感じていました。

これまで

「残りの人生でやりたいことは?」

という問いに出会うたび

自分の何かを達成すること以上に

いざそのとき

別れをいかに乗り越えるかが
心のテーマだったように思います。

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母の旅立ち

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今年2月、ついに

最愛の母を見送る日が訪れました。

2023年12月に
突然余命を告げられた母は

積極治療を望まず、

住み慣れた自分の家で

訪問診療を受けながら

旅行に行ったり
近所のプールで泳いだり
カフェに行ったり

できる限り普段通りに過ごし

身辺の片づけを済ませて

さいごのひと月ほどは

事前に面談と予約をしていた
緩和ケア病棟でお世話になりました。

母のことでは

いつか将来のためにと係わっていた

「看取り」の学びが
何かと助けになってくれたのですが、

終末期までの過ごし方について

母を交えて家族でじっくり話し合い

希望に沿うようにと思いを共有して
準備ができたのは幸いでした。

これはひとえに

家事や生活まわりのこと一切を
献身的に支えてくれた
父あって叶ったことでもありました。

そして

母を見送ったわたしといえば
相応の年齢を重ねたせいか

怖れていたような喪失感はなく
とても静かでおだやかな心境でいます。

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エンディングノートのすすめ

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元気なうちはあまり考えないけれど
(考えたくないけれど…笑)

「人生の終末期をどのように過ごしたいか」

そのイメージを持っておくことは

自身の尊厳を守るとともに
サポートする方々の手がかりにもなります。

エンディングノートは

さまざまな思いを整理し、伝えるためにも
役に立つアイテムです。

今は種類が豊富ですし、
ネットからダウンロードもできますので

思い立ったら Let’s Try !

★終末期:特に重要な項目★

・どこで、誰と 過ごしたいか

・医療をどうするか
(延命治療 各種)

・その他の希望
(告知 ドナー 連絡先 葬儀 …)

以下、留意点を2つほど。

★財産は別に管理を

お金のことが書いてあるから…と
エンディングノートを金庫にしまい込み、

肝心なときに意思確認できない事例が
多くみられるようです。

★折にふれて見直す

今はわからない、というのもアリ!

体調や状況で気持ちは変わっていくもの。

一度決めたら変えられないわけではなく

「選択肢」があると知っていて
ゆっくり考えていくこともできます。

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具体化するとラクになる

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「終活」をテーマに

気になることがあれば
サクっとマッピングしちゃいましょう。

・誰のこと?

・心配なことは?

・理想の状態は?

・今からできそうなことは?

ひとつずつ、コツコツと。

イメージが具体的になると
ココロにアンテナが立って

必要な情報に出会ったり
アイディアが浮かんだりします。

人生の最終章を思うとき

今 この時が

ひときわ輝くことでしょう。

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今日の脳内ハッピーキーワードは

『終末期の選択肢をもつ』

この言葉を意識して
今日一日をハッピーに過ごしましょう!

投稿者プロフィール

yayoアイビーマッピング®マスター/自分らしさ解放パートナー
行動したいのに、なぜか動けない…。そんなモヤモヤとした葛藤に光を当て、自分らしい一歩を踏み出したいあなたへ。ココロのブレーキをゆるめ、あなたの内側にある本当の願いを叶えていくサポートをしています。
東京都在住。金曜日生まれ。